梅雨はジメジメとしたイメージを持っていますがこの時期の雨は恵みの雨とも言われ、稲作では梅雨入りは田植えの日取りを決めるのには必要なのだそうです。
豊かな実りを願いつつ、梅雨を楽しんでいきましょう。
梅雨という字には梅の字が使われていますが、梅の実が色づき熟す頃に雨が降ることから梅雨という名前がついたようです。
梅雨時に咲く花は、アジサイ、アヤメ、ガーベラなどがあります。梅雨に咲く花といえばアジサイですがアジサイには日本古来の「ガクアジサイ」と「西洋アジサイ」があります。
「ガクアジサイ」は額縁のように額を縁取るように周囲にだけ花を咲かせて、「西洋アジサイ」は手まり状に丸く咲かせます。私たちがよく目にするのは「西洋アジサイ」の方が多いように感じます。
「ガクアジサイ」は咲き終わるまでに淡緑色→白色→藍色→淡紅色と色が変わっていくので、私たちの目を楽しませてくれます。
アジサイの花言葉が「移り気」なのは、アジサイの色が変化するためと言われています。
梅雨に濡れたアジサイを鑑賞をしながら、雨の降る音などを楽しんで梅雨ならではの風情を楽しんでください。